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2010年07月16日 金曜日

 「理念を体現する」ことについて

「理念を体現する」

理念というのは、額に掲げるだけでは意味がない。また理念とは
単なる理想論ではなく、それは形に表れるもの(姿勢・結果)であって、
必ず現実に確認できるものだ。

私は自分が経営者になってから、ずっと・・

「理念とは何か?」
「理念の、何がそんなに重要なのか?」

そんなことばかりを求めてきた。また、営業の現場にいたときは、
それこそ精神論の塊みたいな人間で、毎日毎朝「営業理念」とか
「営業十訓」みたいなものを腹の底から絞り出すように叫んでました。
それと営業へは殆ど車で出かけてましたので、訪問先に着く直前は
何故かドリカムの「未来予想図2」をかけて、自分も歌ったり・・

ともかく目標達成のためには自分のやる気(モティべーション)を
高める必要がある、と思い込んいたし、それが普通の日常だったのです。
その結果として「契約」を取ることができれば万事良し!

正直そこまでしか考えていませんでした。いや正確にはそこまでしか
考えられなかった・・といったほうが本当かもしれません。営業は
目標数値の達成が要(かなめ)です。1円でも達成数値に不足があれば
激しく自分を責めるものだし、まして来月やれば何とかなるなんて
言い訳なんか通用しない。数値は数値。絶対のものだったのです。

だから数値達成がすべての目的、いわば終着駅みたいなものでした。
私の場合、最初の起業で失敗したツケ(借金)の支払いがあるので
高歩合率目的に営業をやっていた時期もありましたが、やっぱり
営業活動に没頭していると、目標数値が絶対のものであり、そこに
激しい熱意と執念を燃やす。

そんな「ザ・現場!」みたいな人間が、会社を設立し、経営者として
舵を任されたわけですから、大いに悩みました。今だから言えること
ですが、当時は「経営って一体なんだろう?」のレベルから悩んでいたの
であります。今でも経営の奥深さ、真骨頂たるや何か?と問われても
満足な回答はできないはずです。

少し前までは先ほども書きましたが、経営には理念が必要と教えられ、
ずっと「理念とは何か?」「理念の何がそんなに重要なのか?」なんて
追い求めつつ悶々と悩んでいたのです。

理念を求めれば求めるほど、これは精神論だなと思った時期もありました。
自分が営業一本で生きていたときに精神論に助けられた思い出があるので
理念=精神論という考えに否定はなく、むしろその思いを強くしたものです。

しかしながら、私はふと気づいたのです。
「理念って本当に精神論で片付けていいのか?」と。
何度も理念を語っても、みんなと唱和しても、文章に書いても、
それは単なる「額に掲げた」だけに過ぎないもので、現実的とは
言えないのではないか?と、そのように思うようになったのです。
そして先月、ハッキリとその答えが出ました。今段階としての私が
気づいた浅はかな答えかもしれませんが、一応出たのです。

それが「理念を体現する」という、いわば実践の道です。営業の現場でも
精神論で自分のやる気(モティべーション)を高めたりもしましたが、
結果的に契約件数に比例すれば問題はありません。つまり結果を出して
いるから、精神論でも十分であるという決着がついただけのこと。
要は結果なのです。目に見える結果、俗な言い方かもしれませんが、利益が
それに該当します。

極論過ぎると叱られる覚悟で発言するならば、こういうことです。

「利益なき理念は、不要なり!」

一歩間違えると拝金主義的な捉え方をされるかもしれません。いえ、決して
金銭に固執すること「だけ」を言うのではなく、そこに物心両面の幸福が
明確に見えていることが肝要です。私はそこに向かって頑張ります!!

ありがとうございます。


感謝合掌。
遠藤 潤 拝

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