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2010年06月30日 水曜日

 私の心得「いつでも理念を刻む」

若き情熱と夢をもって立ち上げた会社も、本日で16歳の誕生日を迎えました。
平成7年の今日、私は大きな期待と希望を抱き、名古屋法務局の門をくぐり、
株式会社設立の登記申請書を提出してまいりました。当時は手書きでも通用
したので、どうせならと一字一句に心を込め、筆を入れて出したことを今でも
よく憶えています。あれから十数年と年月が経ち今日に至りますが、やはり
スタートの時というのは鮮明に記憶に残るものですね。

この設立記念日によせて私は経営の根幹となる「理念」について取り上げたい。
コラム「社長塾!」を2004年2月中旬あたりから書いておりますが、その中で
「理念」について触れたことは結構多くて、いかに私自身が「理念」を課題として
いるか、強く意識しているか、ということがわかるのではないかと思います。

私にとって「理念」とは、原点回帰を意味します。日々の活動に忙殺されそうに
なろうとも、決して「理念」だけは忘れない。「理念」なくば経営成り立たず。
会社も存在する意味を持たず。と、そこまで究極のものとして捉えているのです。

しかしながら実際に「理念」を実行するとなると、これが結構厳しいイバラの道。
日常の中で「理念」を実践するというのは、一歩間違うと単なる、
「頭ではわかっている」状態になってしまいます。これが非常に厄介なこと。

頭ではなくて魂(たましい)で理解すべきものが「理念」です。つまり、自分の
身すべてにおいて理解されていることが肝要なのです。別の言い方をすると
全身全霊というのがピタリと当てはまるでしょう。

私もこうして「理念」について書いてますが、この瞬間というのは神経が研ぎ
澄まされ、かつ自身への確認作業、反復を行っているのと同じですから「理念」が
おもしろいように腹に落ちていきます。ところがここを一歩出て、いつもの
日常生活に身を投じると「理念」は少し遠くに行ってしまう。それほど人の心と
いうものは弱く、もろく、移ろいやすいものなのかもしれません。

確認作業、反復は、あながち無駄ではないでしょう。日頃から「理念」を
復唱し、あるいは自ら筆を執ってその一字一句を書き上げることも良い効果に
繋がるものだと私は思います。要は「いつでも理念を刻む」ことが大事なので
あって、それをコツコツと達成できる人が最後に笑う。そういうものなのだと
最近とくに感じるようになりました。

忘れること。
逃げること。
諦めること。

それは「いつだって、できること」なのです。そういうことに甘んじることなく
確実に成長していく道を選んで正々堂々と生きていきたい。そうでなければ
人生はずっと後悔だけを刻み、その苦悩から解放されることもないはずです。
そんな寂しすぎる人生を送りたくて「今」があるわけじゃないし・・

「いつでも理念を刻む」をこれからも精一杯、体現していきたい。

ありがとうございます。


感謝合掌。
遠藤 潤 拝

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