仕事に惚れ込め!!
先日、人生の先輩と「仕事」について語り合いました。いや、正確には語り合うというよりも後輩の私が先輩に相談させて頂く・・ような感じで話が進みました。
日頃の仕事に対する重圧感、責任感、そういったものが正直辛いときもあります、
なんて「泣き言」を喋っていたら、先輩はキッと厳しい表情になり、
「それがどうしたというのです。あなたは社長ですよ!」と、強い口調で叱咤され
たのです。先輩の厳しい言葉は、なおも続きます。
「もっと仕事に惚れなさい。仕事に追われるのではなく、あなたが仕事を
追いかけること。もっと好きになること。これが大事です。」
「仕事に惚れろ」の言葉は、心にガツンと入りましたね。重圧感、責任感という
ヤツに怯えて仕事から逃げれば、いつかきっと大きな後悔をすることになる・・
後悔をするために仕事をするのではない。「なにか」をつくりあげるために仕事を
するのだ。その「なにか」とは、理想論かもしれませんが私たちを幸せに導く、
「新しい未来」だと私は思います。
重圧感、責任感なんてものは、私心があるから気になるだけのこと。
自分は楽したい。厳しい目に遭いたくない。辛いことはやりたくない。面倒なことは
避けたい。余計な問題は抱えたくない。等々・・すべて「自分本位」のモノの見方
なんだと知りました。
先輩が仰った、「あなたは社長ですよ!」の言葉は、まさにそれなのです。
社長は自分本位では務まらない職務であり、常に会社全体を意識して思考、行動
すべき立場の人間であることを示しているのです。
また、社長になる人というのは、そのことを一番に認識し、当然ながら他の誰よりも
額に汗し、働かなければならない。有名な言葉に、
「社員は3倍働け。社長は10倍働く。」というのがありますが、これは本当に的を
射てると思います。
会社にいるときはもちろんのこと、家に帰ってお風呂に入っているときでも、布団の
中に潜り込んでいるときも、常に仕事のことを意識する。つまり「働く」ことが
誰よりも求められるのです。しかしこんなことは仕事嫌いだったら到底できることでは
ありません。仕事が嫌いだ、辛い、苦しいなんて「泣き言」言っているようでは
会社は成長発展しないでしょうし、逆に潰れていくでしょう。
先輩は私に「仕事に惚れなさい」と教えてくれましたが、こうやって叱咤激励を
受けることのできる己の身を幸せに思います。まるで冷水をぶっかけられたような
気持ちではありますが、正直、ありがたく、今の心には感謝が溢れています。
私は、自分でも言うのも何ですが、叩き上げの人間です。現場で汗を流し、お客様に
直に触れながら、ここまで走らせて頂きました。新規営業も、フォローも、また、
クレームもトラブルもすべて直接声を頂き、自分自身が直に対応してきたのです。
ある日、こう言われました。
「社長は広告塔です。現場のことはスタッフに任せて、社長は会社の代表としての
仕事をなさるべきです。」と。
この「社長は広告塔」という言葉が妙に耳に残って、実は大変不快な気持ちになった
ことを今でもハッキリと憶えています。いつからそんな身分になったのだ?という
感じですね。現場からの叩き上げは、最初から最後まで現場で働くべきだと思う。
ふと、そんなことまで思い出した今回の出来事。
あの頃、毎日忙しかったけど本当に楽しかった。なにせ仕事が好きで好きで、どう
しょうもなかったぐらい。お客様に「ありがとう」「助かるよ」と言われるのが
嬉しくてたまりませんでした。その声を頂くために仕事をやっているようなものだと
今ではそのように思います。
仕事に惚れろ!
惚れて惚れて、惚れ込んで生き抜け!
ありがとうございます。
感謝合掌。
遠藤 潤 拝 2010年02月08日